※会場は上演時間の30分前です ※上演時間は約80分を予定しています
高校にいけなかった私は、中学を卒業して魔法少女になるしかなかった。 マジカルステッキがあれば悪い人たちをやっつけるのなんて簡単。 魔法の粉を妖精たちに届ける仕事もすぐに覚えた。 「きみは魔法少女になるために生まれたんだポル」 ボスはいつも言ってくれていいた。 そんな転職どうしてやめたかって、怖くなったからだ。 魔法がなかったら私は生まれた意味がないんだろうか。 私はいま、不動産屋で働いている。
今日も先輩へのお茶くみはできない。
2018年5月に中馬真弥が旗揚げしたひとりぼっちユニット。 見る人の想像力を刺激する、 どこか人として大切なものが欠けたような演出を得意とする。 東京学芸大学教育学部を卒業した中馬の身勝手なやさしさのもと、 全ての人間の強さと弱さを肯定する演劇を目指す。